30代サラリーマン投資家のポートフォリオの考え方

ポートフォリオ

「ETF主体のポートフォリオを作るときの考え方を知りたい」

「他の投資家のポートフォリオでETFが主体となっている参考例があれば見てみたい」


ETF投資をこれから始める方、すでに始めているけど、何かしら参考情報を探している方向けに、ポートフォリオの参考例をご紹介できればと思います。

ポートフォリオの検討ステップ

資産運用においてポートフォリオを組むということは、

何の金融商品(銘柄単位)をどれぐらい保有するか」

ということを決めることになります。

ステップは以下の2つです。

ステップ1 各資産への投資配分(アセットアロケーション)を決める

ポートフォリオを決める前にまず、自分のリスク許容度(保有資産の価格変動をどの程度許容できるか)目標とするリターン(利回り)を踏まえ、アセットアロケーションを決めます。

具体的には、「現預金」「国内債券」「外国債券」「国内株式」「外国株式」「不動産」「コモディティ」等の特性が似ている商品をカテゴリー別に分け、資産配分を検討します

アセットアロケーションの検討方法の詳細は、こちらの記事をご参考にいただければと思います。

*関連記事:30代サラリーマン投資家のアセットアロケーション

ステップ2 分散投資の方針を決める

アセットアロケーションを決めたら、次は、各資産毎の投資商品を決めます。

ここでのポイントは、「投資対象を分散すること」です。
分散投資をすることにより、投資目標(利回り等)を踏まえながら、価格変動リスクを低減することができます。

分散の観点の例として、以下3点があげられます。

地域・国
 →地域:北米、ヨーロッパ、アジア等
 →国:アメリカ、日本、ドイツ、中国、インド、ベトナム等

セクター(*)
 →回復期:ハイテク、金融
 →好況期:資本財、素材、消費財
 →後退期:エネルギー
 →不況期:生活必需品、ヘルスケア、公共

信用力
 →格付会社による格付:AAA、BB-、CCC等

*景気が循環する中で、それぞれの局面に強いセクターを分類


②のセクター別について、馴染みのない方もいらっしゃるかもしれないので、補足します。

米国株インデックス投資(ETF)は様々な種類があります。
その中で、S&P500銘柄の中のヘルスケア、テクノロジー、エネルギーそれぞれの企業を投資対象としたETF銘柄の利回りを比較をしてみます。

分配金課税後の利回り(基準日:2021年5月末)

銘柄1ヶ月1年間3年間5年間10年間
SPY(S&P500全業種)5.90%21.32%16.02%13.07%14.60%
XLK(テクノロジー)-0.92%42.27%26.82%26.96%19.46%
XLE(エネルギー)6.50%39.94%-8.21%-1.70%-1.43%
出典:State Streetのホームページの情報を元に作成

過去10年間では、アップル・マイクロソフトの組入率(2社合計で40%)が大きい、XLKのパフォーマンスが高いです。
一方、直近で米国金利の上昇が懸念されているため、直近では、相対的に低いパフォーマンスとなっており、逆に低迷していたエネルギー株が直近では最も値上がりしています。

上記はあくまで、過去10年間の実績を比較した簡単な例ですが、投資対象とするセクターが異なると、値動きが異なる(=リスクも異なる)ことがわかります。

以上述べた通り、アセットアロケーションを決めた上で、「分散」を踏まえながら各資産区分の投資銘柄を決めることが、ポートフォリ構築には必要となります。

30代個人投資家のポートフォリオの例

では、事例として、私のポートフォリオを紹介したいいと思います。

ポートフォリの前提となる事項

 まず、ポートフォリの前提となる運用目的とアセットアロケーションは以下のとおりです。

①資産運用の目的
 -長期投資で資産形成
-サイドFIRE準備のため配当金も一定割合欲しい
 -勉強としてアグレッシブな投資も経験したい 

②アセットアロケーション
 -ハイリスク資産(株式等): 65%、安全資産(現預金・債券): 35%、その他: 5%
 →暴落時に大きく資産残高が毀損するのを避けたいため安全資産も一定割合組み込む

ポートフォリオ

以下が私のポートフォリオ(現預金は除く)になります。時価評価しているので、キリが良い数値にはなっていませんが、現状目標の範囲内のポートフォリオになっています。

【ポートフォリオサマリー(2021年5月末時点)】

   
【ポートフォリオ詳細(2021年5月末時点)】

ポートフォリオのポイント

個々の銘柄の解説は、別の記事に譲るとして、ポイントを以下の通り記載しておきます。

①株・債券はETFを中心に購入
-株や債券の個別銘柄の購入するために、分析などの時間を割きたくないため
-配当金という目に見えるキャッシュフローがほしいため

②地域・国別でETFを分けて購入
-米国、欧州、日本、新興国の株価の推移を個別に把握したいため
中国・インドの長期的な株価上昇に期待したため

③米国株をコアとサテライトで選別
長期保有を原則とする銘柄コア銘柄とする
-サテライト銘柄は、景気の循環や金利の状況を踏まえながら、セクターETFの割合を随時変更し、コア銘柄の利回りを上回ることを目標とする。(セルフアクティブファンドみたいなイメージで、短期売買OKとした、遊び要素として入れています。)従って、相対的にリスクが高いため、ポートフォリオの全体10%程度に収まるようにしています。


以上、皆様のポートフォリオ検討のご参考になれば幸いです。

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